25年夏休み上越国境

 

 平成25年の夏休みは久し振りに上越国境に行きました
 始めの2泊は猿ヶ京温泉で三国街道、後半は老神温泉泊で、迦葉山、丸沼高原と
いうコースでしたが、天候に恵まれず、いい写真がありません
 それでも、三国街道ではガイドブック、道標にある通り山ビルに襲われたり、
丸沼高原では標高2000mのところで、遊歩道が濁流になるような土砂降りの中を
2時間歩き、リュックの中の財布のお札までぐしょぬれになるなど、
思い出になる経験を楽しめました
 表紙の写真は往路立ち寄った、旧須川宿たくみの里の泰寧寺重文の山門です

 先ず7月30日に旧三国街道を歩きました
12年前に行った時は、猿ヶ京から三国峠まで、往路は永井宿経由、
復路は法師温泉経由で往復しましたが、三国山(1636m)へ登る時間が無く
未練が残りましたので、今回はタクシーで国道トンネルの新潟県側まで行き、
そこから峠に登り、さらに1時間半余りかけて一人で三国山を往復した後
2人で猿ヶ京へ戻るというコース(休み含み6時間半、多分18km位か)にしました
 下4枚の写真の上段、左が三国峠の三国権現、右が1時間登った三国山頂上です
左の写真のお社の後ろに見えるのが三国山ですが、見えているのは山頂ではありません
山頂はまだまだずっと奥、峠との標高差392mです
 下段が途中のお花畑から山頂にかけての急な桟道で、左が登り、右が下りです
傾いた上に雨で濡れて滑り易い桟道を雲の中で歩くようなスリルがありました

   
   

 下に6枚新潟県側からの登りと峠から山頂までの写真を並べます
上段左が新潟県側登り口のガイドマップ、右が峠までの登り路です
中段が山頂までの中間、お花畑風景です
下段左がお花畑から振り返る三国峠方向、右が群馬県側です

   
   
   

 下4枚の写真が峠から永井宿までの旧三国街道上州側ですが、下段の案内板には
しつこく山ビルに注意と書いてあります 十分に注意して、靴下を2枚重ねし、
ズボンの裾をその中に入れ、さらにキンチョールをたっぷり振り掛けていったのですが
やはり靴下に4匹付いていました 幸い私は早く気が付いて被害軽微でしたが
家内は靴下に血が滲むまで食われてしまいました
後で宿で聞いたら、宿と駐車場の間でもやられることがあるそうです
皆さん十分にご用心を

   
   

 翌31日だけが晴れでしたが、移動日なので遠出できず、沼田から天狗様の
お寺迦葉山にお参りしました  鞍馬山、高尾山と並ぶ日本三天狗のひとつです
 下のアップが本堂の内部です

 

下6枚が境内と参道風景です 上段が本堂、中段が草ボウボウの参道
下段左が立派な山門、右が街道からの別れ道です

   
   
   

 今回のメインイベントの筈だった最終日が荒天で散々でした
大雨警報が出ていたのですが、ともかくロープウェイまでは行ってみようと
出かけました 標高2000mの終点では降ったりやんだりだったので
やはり行ってみようと歩き出しましたが、途中でとんでもない豪雨に見舞われました
2時間の行程の最後の方になって雨が上がりましたが、その時はずぶ濡れでカメラを
触れる状態ではなく、生々しい状況を伝えられなくて残念ですが、ともかく撮れた写真を記念に6枚載せます 
上段左がロープウェイの中から、右が本来見える筈の日光白根山のパネルです
 往きのバス、ロープウェイで一緒だった大学生らしい感じの良いお兄さんが、
この雨の中完全装備で、白根山を越え、日光方面に下りると出かけて行きました 
私にも50年前ああいう時代があったなぁと羨ましく思いました
 ずぶ濡れの後、天空の足湯で冷えた足を暖めてから帰りました

   
   
   

          前のページへ戻る