台風一過、敬老の日の十国峠

 

 長雨の後台風と、天気にも恵まれなかった令和3年9月、連休3日目漸く快晴だったので、久し振りに十国峠へ行ってきました。時間節約のため熱海峠までバスで行き、バス道を25分歩いてケーブルで登りました。表紙は西伊豆大瀬崎、沼津三津浜から駿河湾、愛鷹山、富士山へのパノラマです
 下6枚、ケーブルの中からと山頂展望広場(標高774m)風景、中段右の写真右側頭を出しているのが箱根主峰です

   
   
   

 以下2段に360度、10か国の展望を時計回りに並べます。先ず下6枚が南西伊豆半島西海岸大瀬崎・沼津方向から、海の彼方に霞む遠江、駿河、信濃、富士山の甲斐、下段右山越に頭が見えるのは相模、箱根の主峰です

   
   
   

 下4枚が真鶴半島、相模湾越しに遠く霞む安房、上総、下総の3国と、武蔵、相模、伊豆大島、南方向伊豆半島と並びます。上段右の山がこれから向かう岩戸山です。南方向は下段右から上6枚の上段左へと続いて一周です、伊豆半島を挟んで相模湾と駿河湾が両側に見え、ここが伊豆半島の付け根だということがよく判ります。

   
   

 山頂の眺望を堪能したら、南側伊豆大島方面へ広い芝生の広場を渡って源実朝の歌碑へ向います。上段左が振り返る展望台方面、途中ドッグランが出来ていました。歌は高校の教科書にもあった「箱根路を わが越えくれば 伊豆の海や、沖の小島に 波の寄る見ゆ」です。歌碑の左手の大島が正面に見える細い道を下って、東光寺霊園入口と姫の沢公園の頂上入口が向かい合っているところへ出ます

   
   

 姫の沢公園の頂上入口を入ると展望櫓があります。昨年1月来た時から改築され、安全に登れるようにちゃんとした階段が出来ていました(上段右)、比較のために昨年の写真を下に入れます(中段右)。あと3枚は櫓の上からの景色です

   
   
   

 来る時に降りた熱海峠バス停からここへ直接登ってくる道の入口を確認するため、舗装道路を25分程往復して探検(上段左)した後先程の櫓の前を通り過ぎて暗い参道を下り(同右)、日金山東光寺の前を過ぎて石仏の道を下ります。熱海からの石仏の道の見晴らしの良い広場へ出たところで、左の樹林帯に入り、湯河原・岩戸山方面に向かいます。東光寺から約25分で下段2枚の岩戸山(標高734m)です

   
   

 岩戸山から直進すると七尾、伊豆山方面へ出ますが、この間の災害でどうなっているか不安なので引き返し、泉・湯河原方面への分岐から湯河原駅を目指します。上段左が途中からの名残の富士山、同右が泉・湯河原分岐、中段右が25分の林間下りの後出た水道施設、同右がそのすぐ下にある滝、下段右が分岐から1時間の登山道入口、ここから湯河原駅まで車道を急いで1時間弱です

   
   
   

 山頂での展望を含め、熱海峠バス停から昼食休憩込みで4時間15分の快適な山歩きでした

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