鷹取山から夏島、金沢文庫称名寺晩鐘

 三浦半島北部、逗子と追浜を結ぶ線上辺りに位置する鷹取山は昔からロッククライミングのゲレンデとして有名ですが、相模湾側の東逗子・神武寺方面、東京湾側の田浦・追浜方面どちらからでも気軽に登れ(特に追浜からはバス道徒歩30分)、しかも三浦半島、東京湾・房総方面、相模湾の眺望が楽しめる展望スポットです、櫻の名所でもあります、東逗子・神武寺方面から登るとちょっとした鎖場の岩登り気分が楽しめます
 先ず全貌を掴んで頂く様、ガイドマップをご覧下さい

 

 東京周辺いたるところで櫻が見頃になった23年4月10日、鷹取山へ出かけました
先ずは頂上展望台からの長浦湾方面です

 

  下に6枚頂上周辺からの景色を並べます 上2枚は西の方角、この時期の
三浦半島名物花と新芽のパステルカラーがきれいです 右に二子山がはっきり
見えています
 中段左が展望台から東方面、右がロッククライマーです 沢山いました
 下段は浜見台方面に降りる途中振り返る景色です

   
   
   

 下に6枚追浜から上る途中の櫻を並べます

     
     

 鷹取山に来るたびに、桜があるなと眼をつけていました ついに一番の見頃に
来ることが出来てよかったです

 次は25年12月28日、東逗子から鷹取山を経て、母校跡を見下ろす浜見台、夏島に寄り道してから野島、金沢八景海の公園経由で夕暮れの称名寺=金沢八景のトリ「称名晩鐘」を撮り、文庫駅で上がりました 鷹取山パノラマから始めます

 

 下左が長浦湾方面のアップ、右が二子山から相模湾方面です

   

 称名寺に午後3時半頃に着きたいので、かねてから探検したいと思っていた夏島地区に
寄り道しました
 夏島貝塚通りという立派な道路があるので、抜けられるのかと思い貝塚の前を通り越し、
住友重機の門前を通り過ぎましたが、やはり海洋開発研究機構にブロックされ、結局また追浜近くまで戻りました、工場地区で二度と行くこともあるまいと思うので写真載せておきます
 下6枚、上段左が夏島貝塚の案内板、中がその隣にある明治憲法起草記念碑、上段右と
下段3枚が野島周辺風景です、遠景は八景島、さらに海の向こうに新日鉄君津製鉄所が見えます

     
     

 夏島地区で小1時間潰したので、狙い通り、3時半に称名寺へ着きました
日没にはまだ間がありましたが、4時まで粘り、これ以上遅くなると日が陰るのでこれで満足することにしました 「称名晩鐘」の雰囲気は出ていると思います

 下6枚、上段がまさに称名寺の鐘楼(左端)と太鼓橋、中段は池の手前からの本堂方面で、
左が3時半頃、右が4時近くです、光線の違いが判りますね
 下段2枚は本堂左手からの夕日に映えて金色に光る太鼓橋です、念願の写真が撮れました

   
   
   

 次は金沢八景から文庫方面です、最上段のパノラマ風が、野島の掩体壕という珍しい戦争遺跡です
昭和20年3月から6月にかけて横須賀海軍航空隊の小型機100機を空襲から守るために格納する目的で標高55mの野島山の東西を貫通して掘られた長さ260mのトンネルで、中央部は高さ8m幅10mありますが、使われることなく終戦を迎えました
 その下3段のうち、上段が野島の旧伊藤博文別邸で、すっかり復元され公開されています
中段が八景島、下段が文庫の称名寺夕日に照らされた山門と池越しの本堂です

 
   
   
   


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