夏の終わり小田原城と漁港
令和5年の夏は記録的猛暑だったので、山歩きは殆ど出来ず、新ページもありません。漸く処暑を過ぎて少し秋の気配が出てきたので、小田原城から小田原漁港経由で早川駅まで歩きました。まだ歩くには暑かったですが、流石に空の色が澄んできたような気がします。表紙はお城の南入口から真っ直ぐ南へ下り、西湘バイパスの下を潜って海岸へ出たところ、左が正面に大きく見える大島、右が伊豆方面ですが、工事中で左右どちらにも行かれずまた戻りました
下8枚、上段左の地図の右上小田原駅からお堀端通りを南下して(上段右、中段左右)、馬出門土橋から入り、ピンクの点線通り歩いて、下段左の住吉橋を渡り、同右の銅門を潜って広場を横断、常盤木門を潜り本丸広場へと登ります
下6枚が本丸広場、上段左天守閣が見えますが、この撮影スポットのすぐ後ろに7本松の案内板があり、その下部にインド象のウメ子さんレリーフがあります。ウメ子さんは昭和25年推定3歳で来日、小学4年生だった筆者は遠足で来日草々の時に見たのをよく憶えています。その後も何度か再会してきましたが、平成21年に推定62歳で亡くなりました。中段左右が天守閣のアップ、下段左は天守閣の裏側へ下りる途中からの大島のアップ、同右はその下へ廻り込んだ子供遊園地から見上げる反対側からの天守閣です
こども遊園地を出て下って行くと右手に二宮尊徳翁を祀った報徳二宮神社の鳥居があるので、ここから入ります(下4枚上段左)、同右が本殿に向かって右手の池、下段が左手にある尊徳翁の銅像です。下段左は昔から学校にあるお馴染みの薪を背負いながら読書に耽る金次郎像ですが、見どころは下段右の偉くなってからの像と解説で、「経済無き道徳は戯言で、道徳無き経済は犯罪である」とあります。まさに現代に当てはまる教訓を江戸時代に唱えられた先覚者だったのです
神社を出てから蓮池に沿って南入口、三の丸小学校のところから真っ直ぐに南下し(上段左の市街地図A地点)、Bの交差点を通過して西湘バイパスを潜ってC地点の海岸に出ます(表紙の写真と下の上段右)、一旦B地点まで戻って西へ西海下(さいかち)通りを進みます。途中左手に旧田中光顕伯別邸の小田原文学館があります。突き当りを左折してインターチェンジの下を抜け、D地点(旧早川橋)で早川を渡ります(中段左下流、右上流方向)。下段左がテレビのグルメ番組などで紹介される漁港の食べどころ、同右が漁港で、ここからJR早川駅はすぐです