中井町追加(横断2ルート)

 

 神奈川県中井町は東に厳島湿生公園をもつ葛川、西に中井中央公園傍の藤沢川・中村川が流れ、その間が丘陵となっています。このページはその丘陵を超えて両川を繋ぐルートを2つご紹介します
 
上のマップの青線が上井の口バス停(青A地点)、蓑笠神社から、グリーン中央公園(マップ青B地点)、ここから一気に南下して次の赤線ルートと交差して北田バス停へ抜けるルート
 赤線が五所宮バス停(赤A地点)からマップ赤B地点の大山道標のところで上の青線を横断して北へ登って日立システムズを廻り込む様に東へ一本松跡(マップ赤D)を過ぎ、メガソーラー入口(マップ白抜きC)を通り過ぎて葛川沿いの大方陸橋(マップ赤E)まで、ここで折り返してメガソーラー入口へ戻り、ここで南下してメガソーラーと太陽の広場(マップ赤F)を見学してまた入口へ戻り、さらに一本松跡に戻ってここを左折(南へ)、弘法大師堂(マップ赤G)、宇塔坂五輪塔(マップ赤H)と過ぎて遠藤バス停までのルートです。どちらもゆっくり写真を撮りながらで2時間程度の楽な、しかし変化の楽しめるお薦めハイキングです
 先ず下6枚が青線ルートスタートの蓑笠神社、中段右と下段左にご神木の大ケヤキ、下段右に素戔嗚尊にまつわる由来があります

   
   
   

 神社を出て西へ進み、県道71号を境入口で渡ってさらに西へ、緩やかな坂を登って下る、途中下8枚の写真最上段左のような感じのテクノパークの中を下って同右の境テクノパーク公園の角(マップ青B)を左折、才戸の交差点(第2段左)を直進してなおも南下を続け、第2段右の新中井隧道、中井隧道(マップ青C)でトンネルを潜らずに左へカーブ藤沢川沿いに下ります。松葉横穴墓群(第3段左、マップ青D)、木梨山横穴墓群入口(同右、マップ青E)と過ぎて藤沢川を渡り、藤沢山延命院清岩寺(最下段左右、マップ青F)にお参りします。お寺を出たら川沿いに只管南下、北田のバス停で上がるのが便利です

   
   
   
   

 ここからが赤線の五所八幡宮、メガソーラー探検ルートで、下4枚がスタートの五所八幡宮です(マップ赤A)

   
   

 神社を出たら左(東)へ進み、藤沢川を渡って、上の青線ルートの最後の道に出る手前左に石塔群があり、その中に大山道標があります(上段左、マップ赤B)。ここで道を渡り、緩やかなカーブを登って行くと右手に日立システムズがあり、その敷地を廻り込む様にカーブして登り続けると同社の駐車場上(上段右、マップ赤C)で眺望が開けます、そのすぐ上が今日の交通の要衝一本松跡・大山道道標(下段左右、マップ赤D)、ここを今は直進します

   
   

 5分程で右にメガソーラーへの分岐がありますが(上段左、マップ白抜きC)、ここも帰りに寄るので直進、上段右の飯綱社の鳥居を過ぎて坂を下って行くと間もなく進行方向の眺望が開け、葛川流域が見下ろせます(写真中段左)、さらに大方陸橋(写真中段右、下段左右、マップ赤E)まで行って位置を確かめました。ここから陸橋を渡り下って、葛川を渡り梅の木バス停に出るのが順路ですが、今日はメガソーラーを見学してから一本松跡から別ルートで下る探検なので、ここで折り返して戻ります

   
   
   

 元のマップ白抜きC地点、メガソーラー分岐(最上段左)まで戻り、左へメガソーラ(マップ赤F地点)を目指して進みます。5分程で休憩所と駐車場があり、その奥突き当りがメガソーラです、金網に沿って右側に見学順路(第2段左)があるので、これに沿って太陽の広場まで登り見学します。階段を登った上に太陽の広場(第3段左右、太陽系の模型の積りで、第3段右に4つある小さな円筒が、水星、金星、地球、火星の積りで、写真の後ろに木星、土星、天王星、海王星らしきのがあります、多分太陽からの距離と惑星の大きさの縮尺通りに配置されているのでしょう。第4段と最下段が上からのメガソーラーで、第4段が休憩所のある北側、最下段が南側です

   
   
   
   
   

 メガソーラを堪能したら元の道を一本松跡まで戻り、左折して南へ下って行きます。マップGの弘法大師堂(写真上段左)、マップHの宇塔坂5輪塔(同右)と過ぎて、約20分で下段左のバス道に出ます(下段左)、遠藤バス停は一息です

   
   

 下段右の写真は二宮駅南口にあるガラスのうさぎの銅像と案内板で、次の様に書かれています

 太平洋戦争終結直前の昭和2085日、ここJR二宮駅(当時国鉄)周辺にはP51の機銃掃射を受け、幾人かの尊い生命がその犠牲となりました
この時、目の前で父を失った12歳の少女が、その悲しみを乗り越え、けなげに生き抜く姿を描いた戦争体験記「ガラスのうさぎ」(高木敏子さん著)は国民の心に深い感動を呼び起こし、戦争の悲惨さを強く印象づけました
この像は、私たち二宮町民が平和の尊さを後世に伝えるために、また少女を優しく励ました人たちの友情をたたえるために、多くの方々のご協力をいただき建てたものです。 少女が胸に抱えているのは、父の形見となったガラスのうさぎです

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