梅雨晴れ、大山の緑

 平成30年6月下旬梅雨晴れを狙って、大山へひと登りしてきました 
眺望は効きませんでしたが、予想通り原生林の緑がきれいでした この時期の大山は初めてなので1ページ起こします
 下4枚が大山ケーブルバス停から土産物屋や名物豆腐料理の並ぶこま参道の階段を上って10分程で着く大山ケーブル駅とケーブルカーです 別のページに工事中の写真を載せてありますが、平成27年10月に新装相成りました

   
   

 この下4枚がケーブルの終点下社です、上段左の石段を登り、同右の本殿にお参りした後本殿の左手へ回り込み、下段右の参道入口鳥居をくぐっていきなり急な階段を登って行く表参道です 

   
   

 急登10分程で夫婦杉(下の写真上段左)、さらに急登を続け、中段右の牡丹岩、下段左の天狗の鼻衝き岩と通り過ぎて、登り口から35分で下段右の16丁目追分、ここで蓑毛からの道が左から合流します

   
   
   

 ここから漸く登りがやや緩くなり、10分程で20丁目の富士見台(下の写真上段左右、生憎今日は全く見えませんが)、さらに15分程で中段左の25丁目、ここでヤビツ峠からのイタツミ尾根と合流します
 ところでこのあたり蝉の大合唱でした。リズム的にはヒグラシのようでもありましたが、もっと濁った「ジゴジゴ」の繰り返しに近く聞こえ、この年になって初めて聞く様な気がしました。家に帰ってネットを丹念に調べたらどうやら「エゾハルゼミ」という種類の様です。嬉しい新発見でした
 さらに10分で下段左の鳥居、鳥居をふたつくぐれば頂上はもうそこです。中段右の橋の様なのは鹿や猪が山頂に入ってこない様に床を網目にした橋です。イギリスの牧場で家畜が逃げ出さないように”cattle grid”というのがあったのを思い出しました

   
   
   

 最後下6枚がおなじみ山頂風景です。中段と下段の右の大木がご神木「雨降木」で、昔の絵葉書がいうには、霧が出ると雫が雨となって降り注ぎ、雨宿りにならないという、大山の別名雨降山(阿夫利山)の由来になっている樹で、樹種はブナだそうです。この日は蝉とご神木二つの新発見が出来て実りの多い山行でした
 同じ道を下って帰ったので下りの写真はありませんが、結局表参道入口から山頂までの徒歩は、上り1時間15分、下り1時間10分、昼食込み2時間45分で、バス停・ケーブル駅間の往復を含めた総歩行時間3時間ちょいというところでした

   
   
   

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