雷(いかづち)ノ峰尾根から大山・ヤビツ峠経由蓑毛へ

 

 3月末、元職場の同い年の友人と大山へ登りました。お互い何度も来ているので表参道は避け、下社(上のマップA)、見晴台(同B)から雷ノ峰尾根経由で登り、イタツミ尾根・ヤビツ峠(E)経由で蓑毛(F)へ下りるコースを歩いてみました。春休みの平日だったせいか、小学生の孫を連れた祖父さん祖母さんが沢山いましたが、子供たちは皆元気でしっかり上り下りしてたので、後期高齢者二人組も負けじと頑張って来ました。
 下4枚上段左がおなじみの下社(A)、同右が最近のカラカラ陽気で水が枯れてしまった二重滝、下段左が見晴台(B)から大山山頂方面、同右が右手奥(北東)で、三峰が頭を覗かせています

   
   

 樹林帯を暫く登るとやがて急ながらがらした岩場がジグザグ続きます。下りはズルっといきそうなのでやはりこのルートは登りにする方が安全です、下の6枚上段左が樹林帯を抜けて間もなくのところで振り返る相模湾側、同右と中段がそれから約50分標高1100mを越して漸く稜線に出た感じの不動尻分岐(マップC)です。ここを右折して七沢温泉に出る長いトレイルがあるそうで、中段右にそのマップを載せます。体力が衰えないうちに一度トライしようかという気になりました
 間もなく鹿よけのフェンスに「大山の肩」という看板があり、これを過ぎると最後の急登下段左のように急な木段を上り、やがて同右の頂上付近の緩やかな木道となればもう頂上はそこです

   
   
   

 岩場で次々と降りてくるパーティに何度となく道を譲ったので大分時間がかかりましたが、それでも往年実力の二人コースタイムピッタリで頂上(マップD)に着きました。下3枚が当サイトでもおなじみ山頂と奥の院で、久し振りにいい天気でしたが、眺望は効かず、その内雲行きも怪しくなってきて、やはり雨降り山の名の通りだと思いました

 
   

 下りは山頂から10分程で、左に表参道と分岐する25丁目(上段左)、ここを直進イタツミ尾根に入り、すぐ丹沢主脈方面の絶景スポット(同右)を過ぎ快適に下って行きます、やがて新芽の樹林帯に入り、途中ちょっとした鎖場も楽しんでいると相模湾側が開け(下段左)、間もなくヤビツ峠休憩所(マップE)です

   
   

 最後ヤビツ峠から、これまではバス道を下っていたのですが、今回柏木林道経由で降りて見ました、途中までは杉の造林の中の退屈な道でしたが、峠から40分位でミツマタの群生地に出会い(上段左右、中段左)、さらに髭僧の滝(中段右)を過ぎて鋭角に川沿いに1km余下って行くと下段の千元院で、下段右がこのメニュウ「大山蓑毛ルート」にある表参道16丁目から降りてくる路との合流点で、そのすぐ下が蓑毛バス停です。ここにも熊注意の看板が目につきます

   
   
   

 時間さえあればいいルートでお薦めです

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