宮ケ瀬湖南岸散策と観光放流
丹沢の宮ケ瀬湖は未だ竣工前だったそれこそ25年以上前に行っただけでしたが、最近テレビで紹介されたので、思い立って出かけました。本厚木駅からバスで1時間近く、終点宮ケ瀬バス停(上のマップ青い線で示したコースのS地点)からスタート、湖畔園地をグルグル探訪して写真を撮った後、次回来る時のために北岸の鳥居原ふれあいの里へ渡る虹の大橋の途中まで探検して引き返し、湖畔園地を横切って水の郷大吊り橋を渡り、往路バスが通ったやまびこ大橋を渡り返し、往路とは逆に左折北上して宮ケ瀬トンネルを抜け湖の南東岸沿いに歩いてダムの上に出、イングラインで156m下へ下ります。丁度2時からの観光放水を見物した後、中津川を下って半原バスターミナル(マップ青いコースG地点)へ出て、田名バスターミナル乗換えで橋本駅南口へ帰りました。実働2時間半です。なおマップのピンクの線のコースはその2週間後に歩いた鳥居原ふれあいの館から権現平経由南山を過ぎて園県立あいかわ公園へ下りるルート(リンク)です
先ず下6枚、バス停のある湖畔園地の上段、水の郷交流館屋上展望台その他からの展望です、概ね左(北方面)から東、右(南方面)の順に並べています。中段右が吊り橋のアップで、その後ろの山、左が高取山、その右が仏果山で平成16年に登った時の写真がこのサイトにあります(リンク)
下4枚が寄り道探検したカヌー場から眺める虹の大橋(上段左)、下段左がその虹の大橋のたもと、同右が橋上から左手ですが、橋の両側高い金網がびっちり張り巡らされていて、写真は撮れませんでした、上段右は橋に通じる道路へ出る途中からの北側方向で、上6枚とはややアングルが違っていい感じです
元の湖畔園地へ戻り、大階段かふれあい館のエレベーターで芝生広場へ下り、広場を横切って吊り橋へ向います(下6枚上段左)。以下が吊り橋風景ですが、イルミネーションが飾られています。上段右ではじめの支柱を過ぎて吊り部分に入り、中段左が橋上から左手の景色、同右が来た方向を振り返る、下段左が対岸の支柱手前、同右が渡り切った先から振り返る眺めです
吊り橋のたもとの小さな広場を抜けると往路バスが通ったやまびこ大橋に出るのでこれを渡ります、下6枚左側に進行左手、右側に進行右手の写真を並べています、下段が渡った先からです
やまびこ大橋を渡ったら、本厚木方面とは逆に左折して進み(下6枚上段左右)、宮ケ瀬トンネルを潜ります(中段左、結構長く暗いトンネルですが、歩道が広いので怖くはありません)。トンネルを出てからも進むにつれて左手湖のアングルが変わり、「廻灯篭の絵のように」楽しめます。大きく言えば星形になっているこのダム湖の面白さでしょう。下段左の右奥の山の上に服部牧場が見えます
やまびこ大橋を渡ってから約25分でダムの堰堤が見えてきました(下6枚上段左右)。後5分でダムの堤頂広場です、インクラインの山頂駅があります(中段右)、丁度観光放流の時間前なので観光バスが沢山停まっていました。ダム堤体の反対側にあるエレベーターは無料、手前のインクライン(オープンで景色が見えるケーブルカーのようなもの)は300円です。奮発してインクラインにしましたが、堤頂を歩いてエレベーターに乗るのが正解だったかもしれません。折角なのでインクラインから車窓ガラス越しの景色入れます(下段左右)
因みにこのダムの諸元をご紹介します:重力式コンクリートダム 堤高156m、堤頂長さ約400m、堤体積約200万立方m、貯水池湛水面積4.6平方㎞、総貯水量193百万立方m 昭和62年本体着工、平成13年竣工・運用開始
121mを約4分かけて堰堤の下山麓駅に下ります、観光放流目当てに観光バスの団体客が沢山集まって来ました、いい場所は既に占拠されています、時間間際には近くの県立あいかわ公園からのロードトレインでバス3台分位のお客が加わりました。下6枚、上段左が放流開始直前、同右が直後ロードトレインがいます。中段左右がアップ、下段が遠ざかって見る遠景です。
なお当ダム竣工後間もない平成16年に半原から仏果山、高取山と歩いており、その時上から見たダムの写真が当サイトにアップしてあります、まだダム周辺の整備は出来ておらず、今と対比して見ると歴史的価値がありますので、併せてご覧下さい(リンク)
ダムを背に(下8枚最上段左)暫く進むと右手に宮ケ瀬ダムの副ダムとして直下流に建設された通称石小屋ダムで水没した中津川渓谷のかつての名所石小屋地区の巨石の記念モニュメント(最上段右と第2段左右)があり、さらに進んで二又を右に取ると石小屋ダムです(第3,4段左右)。ここから半原バス停までは15分程度です