唐木田駅から小山田城址大泉寺、桜台、尾根緑道経由淵野辺駅
このページは、小山田・尾根緑道方面で、バスを使わない駅to駅の筆者オリジナルコースをご紹介します
幾つかの既存コースの組合せなので、出来合いマップの要所要所に番号を入れて置きます(実働3時間余)
スタートは小田急多摩線終点の唐木田駅(下のマップ1番)で、駅前広場を左に出て、唐木田駅前交差点を右折して尾根幹線道路を横切り、フランスの古城のような総合福祉センターを左に見てゴルフ場の前の道路を横切り、右手の階段をゴルフ場に沿うように、多摩よこやまの道の西順路を登って行きます(下のマップの2番)、このマップの2番から3番の小山田緑地分岐まではこのメニュウの前のページ「多摩よこやまの道」と重複します
ひと登りして下の写真4枚の上段左の小さな広場に写真左手上方から入り、ジグザグ簡易舗装の小径を撮影している地点まで登ると、上のマップ3番の小山田方面への分岐点です(上段右、上のマップは小山田緑地のマップなので「よこやまの道分岐点」となっています)、下段右が緑地に入って最初の広場からの多摩方面眺望です
冒頭のマップでお判りの通り、小山田緑地は南東の本園と北や西のいくつかの分園をゴルフ場(東京国際カンツリー)の敷地内の道で無理やり繋いだようになっていて、至る所で、ゴルフ場とクロスしたり、田んぼの脇を通ったりしています(下4枚の写真)
上の写真下段右の道を右に下って行くと間もなく本園との分岐点に出ます、時間があれば本園をゆっくり見ても良いのですが、このコースでは淵野辺まで先を急ぎますので、右へ右へと取って、上のマップ4番の大泉寺参道に出ます
大泉寺(マップ5番)は、鎌倉時代にこの辺りの有力大名だった初代小山田有重以来代々小山田氏の居城があったところで、今でも静かなたたずまいを残している名刹です
山門を背にして正面に出、来たのとは反対に右に出ると、バス通りで、大泉寺前のバス停があります、ここを横切り、道路と並行している鶴見川(もう源流近くで随分川幅が狭くなっています)を渡り(マップ6番)、大きく見れば鶴見川と平行する感じで、町田市のフットパスNo.9「図師から小山田、桜台コース」(日影橋バス停〜大泉寺〜小山田1号遺跡〜小山田バス停)のガイドポストに従って右に歩いていくのですが、蓮の季節にはちょっと反対側へ歩き、マップの6−2蓮田に寄り道していきます
この蓮田の真ん中に小山田氏を祭った小山田神社があります(下の写真上段左右と中段左)。中段右の解説にある通りハスは大賀ハスですが、この蓮田は花の観賞用ではなく、織物や食物の原料として栽培するためのものだそうで、花はそう多くは咲いていません(下段左右)
小山田神社にお参りし、蓮を楽しんだら元のマップ6番の大泉寺バス停近くへ戻り、フットパスを歩きます。この下にここから終点淵野辺まで市販の地図にコースを書き込んだのと、少し見にくいですが町田市のフットパス案内板のマップを載せます
毎度お馴染みの鶴見川上流端(下4枚の写真上段左、源流とは違い行政上の境界です)のところを、今回は左折して川から離れ、暗い竹林の道を左手の高台へと急な坂を登って行きます、ほぼ登り切ったところに写真上段右の桜台風の丘公園があり、眺望が楽しめます
登り切って少し左カーブで下った先の右手に小山田8号緑地(マップの7番、写真下段左)があります、フットパスはここから池沿いに右方向へ戻る感じになるのでこれと別れ、反対側(この写真の左方向)へ桜台団地を抜け、道なりに右に曲がって登って行くと、小山田バス停から淵野辺駅に行くバスが通る道に出ます(上のマップ8番) この交差点は右、常盤に下りるバス道と左、尾根緑道の分岐点で、ここから尾根緑道(下段右)に入ります
この尾根緑道は戦前は「戦車道路」だったそうです(下の写真下段左に解説) 上のマップ8番で入って、9番まで櫻並木を歩きます、下の写真4枚の下段右が出口から振り返る風景です
マップ9番の尾根緑道出口(入口?)に出たら、さくら通りを右に取り(因みに左に行くと日大3校です)、桜美林学園弓道場を左に見て、八王子町田線を渡り、桜美林キャンパスを右に見てひたすら大通りを下ります、右やや離れて箭幹八幡宮を過ぎ、宮前橋で境川を渡れば(マップ10番)、1km位で淵野辺駅北口です、図形のサイズの関係で、駅までは入っていませんが一本道です
最後はおまけ、淵野辺駅の反対側南口の鹿沼公園の白鳥のいる池です、昔「でいたらぼっち」(大太郎法師の異名ともいう)という巨人が、富士山を背負って足を踏ん張った時に出来た池だとも伝えられています、相模原界隈にはその伝説があちこちあります