東丹沢七沢周辺の山ハイキングⅠ(鐘ヶ嶽、見城)

 2ページにわたり東丹沢七沢周辺の山をまとめました。このページは鐘ヶ嶽と見城です。先ず行程を書き込んだ全体マップとバス停近くの拡大図を載せます

   
 先ず元年8月下旬、大山の東麓の山で抜けていた鐘ヶ嶽(561m)に登ったのが上のマップの青い矢印の①から⑦戻って②、①です。本厚木から七沢行きバスで広沢寺温泉入口下車、一周してコースタイム約3時間です、下に絵マップと解説を載せます

 
 

 下4枚の写真上段左、崖に貼られた大きな案内板に従って、バス道から左へ分かれて行く道を登って行くと、上段右の鐘ヶ嶽バス停、マップ②、本数が少ないのであてにしない)で前方にこれから登る鐘ヶ嶽が聳えている、この上段右の写真の右側に降りる脇道へ入り(因みに直進すると広沢寺温泉です)、5分程歩いて住宅街を抜けたところが登山口で、左手の階段を登り、鳥居をくぐって行く(下段左右)

   
   

  登山道に入ってすぐ右手に2丁目の石仏(下6枚の上段左)、鹿よけのフェンスを開けて通り(同右) 中段左の4丁目を過ぎ、同右の7丁目大日如来のところで道が大きく左へ曲がる。鳥居から20分弱で左手に上杉定正公ご内室墓所への分岐を見送り(下段左)、10丁目(下段右)を過ぎます

   
   
   

 20丁目(次の6枚上段左)辺りまでの急な登りの後、21丁目を過ぎるとこのコース最高の展望スポット「覗きの松」です(上段右から下段右まで)、入口の鳥居から30分余。

   
   
   

 狭い尾根の後また急登(次の6枚上段左右)、10分位で中段左の26丁目、ここから階段を登ると同右の27丁目でここからが本コースの名所360段超の苔むした石段です(中段右から下段左右)

   
   
   

 360段の石段を頑張って登ること10分弱、入口鳥居から55分で、とうとう頂上七沢浅間神社の鳥居です(下6枚の上段左)、最後の石段を登って(同右)、中段が社殿と解説板、社殿の左へ60mほど回り込んだところが山頂(マップ、561m)です(下段左右)

   
   
   

 山頂から反対側へ樹林帯の中の急傾斜を快適に下っていくと、約10分でロープの張られた痩せたトラバース(次の4枚上段右)、厚木方面が見えます(同左)。ここで10分昼食休憩の後10分程で下段右の分岐点(マップ④)です。左が本来の道ですが、ガイドブックで急坂・危険とあるので、右の「らくらくコース」を行きます

   
   

 「らくらく」といっても結構急な樹林帯の下り5分程で林道に出るので、それを右に取ると下の写真上段左の山の神隧道(マップ)です。250m位?の真っ暗なトンネルを歩いて出ると(上段右)、先程の急坂を下って来た道と合流(中段左マップ)、後は車止めのゲートを出て(中段右、クマ出没情報があります)、林道をなだらかに下って広沢寺温泉へ戻ります。途中で振り返ると先程登って来た鐘ヶ嶽が聳えています(下段右)。道の右手、下段左のゲートがナイスの森の入口(マップ)で、大釜弁財天、日向山、見城山方面へはここから登りますが今日は通過、この下の見城コースで通ります

   
   
   

 まもなく広沢寺温泉(マップ)です、下4枚上段左が愛宕神社で、見城山へ直接登るルートの入口があります、そのすぐ先で広沢寺と温泉宿玉翆楼方面へ左折、下段左右が曹洞宗広沢寺です
 この界隈最近ヤマビルが増えており、注意して靴下に塩を振りかけていったのにやはり一箇所喰われ、ベットリ出血していました。皆さんもご用心を

   
   

 冒頭の絵マップで大釜弁財天、七沢城址などとあって興味を惹かれたので、翌週探検に行きました。冒頭マップにピンク線でなぞり黒字で番号入れておきます。順礼峠・白山方面(リンク)や次ページの日向山(404m)・日向薬師方面(リンク)とつなげて歩くのに適したコースです。
 広沢寺温泉入口の2つ手前の七沢温泉入口(マップ①)下車(下10枚最上段左)、バス停すぐ手前進行左側の観光案内所でコースを確認し、ついでに今回は用心してヒル除けのスプレーをかけていきます。バス道が二又に分かれ、右に行くと広沢寺温泉入口ですが、ここを左七沢温泉方向へ取り、最上段右のフクロウ、第2段左の七福神の像を左手に見ながら、リハビリテーション病院入口の前を過ぎていきます。期待に反し七沢城址は病院の敷地内に石碑があるだけというので、第2段右の看板で済ませます。第3段左右が立派なたたずまいの温泉旅館盛楽苑、その手前の右の路地を入って行くと河鹿の沢・広沢寺温泉方面へ抜けられます。第4段右が福松で、さらに進んで道が二手に分かれるところを右にのぼりかけたすぐ、福元館のところに狭い階段がありここが見城山への登山口(最下段左、マップ)です、気をつけないと見過ごします。驚いたのはその階段の脇に戦前のプロレタリアート文学の第1人者小林多喜二の解説板が掲げてあり(最下段右)、多喜二がこの旅館に匿われていたゆかりの地だと知りました

   
   
   
   
   

 階段を登ったあとハイキングコースへ入り、結構急な坂を登ると階段入口から約20分で下8枚最上段左の尾根筋へ出ます、ここがまだハーフウェイです。同右のような尾根道を登って行くと15分位で第2段の展望スポット、それから5分足らずで第3、4段の見城山頂(360m、マップ)です。第3段左、北側に鐘ヶ岳が見えます。大釜弁財天へは少し戻って最下段右の写真の右手方向、七曲り峠方向へ下りて行きます

   
   
   
   

 頂上の分岐から約8分で七曲り峠の十字路(下10枚の最上段左、マップ)、直進すると日向山ですが、ここを右手に樹林帯の中の急坂を下り、さらに約5分で同右の林道へ出ます。鐘ヶ嶽から下り山の神隧道を潜って暫く下った先にあったナイスの森入り口のゲートから続いている林道で左へ行けば日向薬師へ出ますが、ここを右に下ると間もなく目指す大釜弁財天(下の写真第2、3段左右、マップ)、さらに5分程で第4段左右滑岩です、よく見ると岩の上部にロッククライミング用の鎖が見えます。あと5分程で先週前を通ったナイスの森入口のゲート(最下段左、前出青字のマップ⑦)、ここを抜けると釣り堀のある川魚割烹ますや(同右)が左手渓流沿いに見え、もう広沢寺温泉です

   
   
   
   
   

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