朝比奈熊野神社から十二所果樹園、久木大池へ

 鷹取山から朝比奈方面への尾根伝いのハイキングコース(リンク)を探検した仕上げに、十二所果樹園、久木大池コースを探検しました。先ず下3段、十二所果樹園の案内図(上段:展望広場にある案内版)、コース行程図(中段)と展望広場からの相模湾方向(下段左:この季節にしては珍しく富士山が見えていました)と東京湾方向(同右)です

 
 
地点RからUまでは鷹取山から尾根伝い朝比奈へ(リンク)の第2部マップと同じ
     

 金沢八景駅からスタートして横浜環状4号線(県道六浦原宿線)を約30分登り、朝比奈バス停の手前で左のお屋敷方向へ入ります(上のマップU地点:下6枚上段左)、道なりに進んで2分、上段右の崖の道を登って右手登山道に入ります。本来ならその先の朝比奈峠ハイキングコースから入るのですが、令和元年9月の台風15号で朝比奈峠が崩落して未だに通行不能、復旧の目途も立っていない由なので直接熊野神社へ出る道を通ります。7分程で横横道路の横浜第1トンネルの上、左手に中段左のお社があります(マップY地点)(本来の朝比奈ハイキングコースは横横の高架下を潜って朝比奈切通へ出るのですが、熊野神社直行ルートでは横横の上を通ります)。さらに10分程で中段右の熊野神社入口(マップT地点)です、先月冒頭リンクのコースで来た時には通れたのに、7月3日の豪雨のせいか、今回は「この先陥没あり、通行できません」との注意書きがコーンに掛かっていました(中段右)ので、1筋右の道を登って神社の上へ回り込みます(マップR地点、下段左右。下段左は朝比奈方面で通行禁止の標識、下段右:今回は晴天なの奥社の屋根越しに金沢方面から東京湾が見えました)

   
   
   

 熊野神社の上を抜け、冒頭リンクのコースで通ってきた道を六浦方向へ戻る感じで、倒木の下を潜りながら進みます。途中樹林の切れ目から下6枚上段の様に左右に金沢・東京湾(左)、相模湾・富士山(右)が見えます。神社上から約15分で中段左の道標(マップQ地点)、これに従って右奥へ進めば三信住宅・六浦方面ですが、ここを直角に右折(写真でいうと後ろ方向へ進みます。案内はありませんが前回歩いた時に見当を付けていました)。心細かったですが、間もなく前方で、誰が吹くのか「くちなしの花」のトランペットの音が聞こえたので、間違いなしと自信を持って進み、6分程で中段右の果樹園東側入口(マップ1地点)へ着きました。道から少し入った林の中でおじさんがトランペットを吹いているのが木の間越しに見えました。5分程で目指す展望広場(下段左右、マップ3地点)で、まだ富士山が頭を出しています。果樹園の案内図では「展望台」となっているので櫓でもあるのかと思っていましたが、広場だけです

   
   
   

 展望広場を後にして同じ道を案内板下中央の鉄塔のあるT字路(マップ2地点:下8枚最上段左)まで戻り、ここを来たのと逆に右(西:写真では左手前方向)へ下りて行きます(同右)、第2段左の様な果樹園風景を眺めながら進むとT字路から7分程で果樹園西側鎌倉逗子ハイランド方面出口(マップ4地点:第2段右、第3段左右)です。下って行くと間もなく左側に頑丈なコンクリート塀が延々続きます(最下段左右)。米軍施設の外縁を歩いていますが、コンクリート塀は弾薬庫の名残でしょうか

   
   
   
   

 米軍施設のコンクリの塀と分かれてひさぎ24番の標識(マップ6地点:下6枚上段左)を過ぎ、果樹園出口から約25分で久木大池とハイランド・清寿苑方面との分岐の鉄塔(マップ7地点:上段右)で、ここを左へ久木大池方面に進み、さらに8分で尾根と分かれて右へ下り(マップ8地点:中段右、下段左)、5分程で開けた草地へ下り、その先に見える池が大池です(下段右)

   
   
   

 下6枚が久木大池公園と今歩いて来た道(「やまなみルート」というのだそうです)の案内板です。でも途中の尾根には案内はありませんでした。ここから久木中学、聖和学園の前を通って久木隧道を抜けJR逗子駅まで約25分、金沢八景駅から通しで2時間45分というところでしょうか

   
   
   

 最後にこのページと前の鷹取山から尾根伝い朝比奈へ(リンク)ページの行程を総括して地図に落としてみました。一目瞭然、米軍池子施設288haがデンと控えて、三浦半島の背骨、緑豊かで眺めの良い池子の森を通せんぼしている様子がよく判ります。こんなに広いスペースが必要なのでしょうか、特に北側半分に疑問が残ります。尤も接収されていなかったら、この辺は古都保存法の網が掛からなかったでしょうから、この地図で見る周辺同様開発されて緑が残っていなかったといえるかもしれません

 

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