金沢旧海岸線を感じながら歴史・海・緑を巡る(その2)

 長い間再開発工事していた京急金沢八景駅前が完成し、シーサイドラインと京急の駅が一体化されたので、「金沢旧海岸線を感じながら歴史・海・緑を巡る(その1)」(リンク)で省略した金沢八景駅から称名寺までの歴史とお寺の路と称名寺境内を載せます
 下の写真上段右が新しい八景駅で奥が京急、左がシーサイドラインです、同左が昔のシーサイドライン始発駅の跡地越に平潟湾方面
 第2段がコース図の一部で、本日は左側の金沢八景駅から称名寺、そこでコースを外れ称名寺の境内をしっかり1周した後、裏山の称名寺市民の森を廻って金沢文庫駅へ下ります。
 第3段が途中で見かけた広重の金沢八景の図をまとめた看板です

   
 
 

 駅前を左へ進むとすぐ左が瀬戸神社(下の写真上段左右と下段左)、お参りしたら歩道橋を渡ってすぐ先の瀬戸橋(下段右)を渡ります

   
   

 間もなく左手に明治憲法起草の旧跡があります(下の写真上段左右)、これを過ぎて下段左の案内板と石の道標のところを左折して称名寺方面へ向かいます、因みに直進すると洲崎公園を過ぎて平潟橋から野島方面です(下段右)

   
   

 看板のところを左折して5分程で下10枚最上段左の洲崎神社、その先が知足山龍華寺(金沢七福神大黒天)で、最上段右が山門、第2段左が境内と本堂、同右が江戸時代の梵鐘、第3段左が山門前の案内板です。
 その隣が日蓮上人が船に乗られた場所に因んだ福船山安立寺(第3段右)、暫く行った先の左手奥に毘沙門天の伝心寺(第4段左)で、さらに進んで道が二又に分かれるところに八幡神社があります(第4段右)、境内を抜け(最下段左)、右手の赤門通りへ入り暫く進むと道がカーブして突き当りに称名寺の赤門が見えてきます(同右)、右側の石垣白壁塀の大きなお寺が薬王寺です

   
   
   
   
   

 薬王寺を過ぎて、海の公園柴口から金沢文庫駅方面へ通する道を横切った突き当りが称名寺の赤門(下6枚の上段左右)、くぐって参道を進んだ先が仁王門(中段左)、下段左右に門の仁王様を並べます

   
   
   

 上の写真中段右に解説のある称名寺境内庭園はこのホームページでも櫻(リンク)紅葉(リンク)夕暮れ(リンク)と各ページでご紹介していますが、緑濃き7月は初めてなので、下6枚仁王門入ってから時計回りで本堂前、橋を渡って戻る順序で並べます

   
   
   

 トピックスとして本堂前の池のほとりにある青葉楓をご紹介します。謡曲「六浦」によれば、称名寺の本堂前の楓が紅葉時期なのに青いのを不審に思ったところ、夢枕に楓の精が現れ、鎌倉時代その楓が山の木に先立って紅葉したのを鎌倉の中納言藤原為相卿が「いかにとてこのひと本に時雨けん山に先立つ庭の楓葉」と詠んだのに感激し、「功成り名遂げて身引くは天の道」と、その後は紅葉せず常盤木となったという由来(下右の解説板)です(所々にいる老害社長・会長に聞かせてやりたい話です)、下左の写真の木は2代目だそうです

   

 裏山の称名寺市民の森を門前右手から反時計回りに、日向山、稲荷山、金沢山の順で廻ります、この前来た時のコースが赤線、今回が太い青線です。前回の写真がこのメニュウの「晩秋の鷹取神武寺・金沢文庫称名寺」(リンク)のページにありますので、重複を避け、中段が八角堂前からのパノラマ(季節柄映りは悪いです)、下段左が八角堂内部、同右がマップ左金沢文庫駅方面出口に近い台の広場です

 
 
   

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