東丹沢広沢寺温泉入口から不動尻経由唐沢峠2つのWルート決定版
東丹沢の案内は本サイトに沢山ありますが、広沢寺温泉入口から大山登山の中継点唐沢峠(標高701m)までのルートを色々なバリエーション付きで決定版にして載せます
上のマップS地点の広沢寺温泉入口バス停からスタートして広沢寺温泉の玉翠楼、二の足林道経由でマップT地点の林道ゲート、山の神隧道を抜けてマップF地点の不動尻、ここからガイドブックにある右側ルートと三椏群生地探勝の左側ルートで途中まで登り、合流してから暫く登った後、唐沢峠までピークを越えていくガイドブックルートと、ガイドブックに無いピークをトラバースして唐沢峠へ出る眺めの良いルートをご紹介します。原則令和3年11月の写真ですが、ところどころに昔の写真が混ざっています。唐沢峠から先大山まではこのサイトの「不動尻から紅葉の唐沢峠・大山へ(リンク)」、「大山から不動尻・谷太郎沢経由煤ケ谷バス停へ(リンク)をご覧下さい
先ず下9枚、マップS地点広沢寺温泉入口バス停(上段左)、ここを大きな矢印の看板に沿って左手へ登って行き、鐘が嶽バス停(同中央)を過ぎてだらだら下って川沿いの道に出る河鹿の沢T字路を右折(同右)、広沢寺へ入る道を右に見送って(中段左、中央)、左に愛宕神社を過ぎ(同右)、ますや養魚場(下段左、中央)を右に見て、日向山方面へのナイスの森入口(下段右)まで(約25分)です
下6枚がナイスの森入口からマップT地点ゲート(下段左)までです。ナイスの森入口のすぐ先に上段左の大釜弁財天道、新大平橋を渡り(同中央、右)、左にもう一つの堰堤(下段左)、右に大平石切り場の石碑(同中央)を見て下段右のゲートまでさらに30分です。ここまでタクシーを使うと愛甲石田駅から約3600円(本厚木駅からだともう数百円高い)で、大山まで頑張る時には体力と時間の節約になります
ゲートを抜け(下9枚の上段左)、不動尻1.9kmの道標を左手に見て(同中央)、道なりに右へカーブして登って行くと5分程で山の神隧道(上段右。中段左が入口を振り返る、同中央が出口側から振り返る)です、その手前を左へ入ると山の神峠で鐘が嶽への登山路でもあり、トンネルの反対側へ下りることも出来ますが、先を急ぐ時はトンネルを抜けます。5分程ですが照明が無く真っ暗です。トンネルを抜けて間もなく左手の峠からおりてくる道の出口があります。ここを過ぎて写真の様な渓流美の道を緩やかに登り下りしながら進みます下段3枚)。中段右、谷の切れ間から大山の山頂近くがチラと見えるスポットがあります
トンネル入口から約20分で林道終点の駐車場、その先の橋を渡ると谷太郎沢沿いに煤ケ谷バス停に出る分岐(上段左が橋を渡って振り返る写真)、ここからさらに10分程で、欄干の無い木橋を渡って(上段右)、不動尻(下段)です、左手の芝生広場が旧キャンプ場です
先ず下6枚が大山・三峰山方面の道標に従って右手の森へ入り渓流を右に見て左手奥へ登って行くガイドブック・地図にあるメインルートです。上段左が登り始めから不動尻の広場を振り返り見下ろす、同右が三峰山との分岐、登り始めから25分弱で中段左の登山道の標識、さらに3分位で同右の「不動尻」の案内板が右に見えると下の別ルートと合流する防火用水のある棚(下段左右)まで、唐沢峠までの概ね中間地点です
次6枚が不動尻の左手旧キャンプ場を抜けて、不動滝方向へ進み、途中で右手に鋭角に折れて(上段左)三椏群生地探勝のジグザグ道を登って、上の写真下段の防火用水のある棚でガイドブックコースと合流(下段左右)する地図やガイドブックに載っていない抜け道です、冒頭のマップに青線で入れてあります。メインルートに比して緩やかですが、今はところどころ荒れています(例えば中段左の様に倒木)が、時々景色が見えます(上・中段右)、どちらのルートで行くにしても合流する防火用水のある棚が唐沢峠までの概ねハーフウェイという感じです
合流してから暫く一本道(下6枚)です、上段左のロープのところ、同右の大山3,3km、不動尻1,0kmの標識、中段右の登山道案内、同右の「大山コースNo.2」のレリーフと次々に過ぎ、合流の棚から約15分で下段左の大山3.0km、不動尻1,3kmの標識です。ここから普通に登山道という案内に沿って胸突き八丁を登って行くと約20分で830mのピークに出るのですが、実はここから7,8分のところに分岐(下段右)があり、右にコース通り進めばピーク直登、意識して左へ左へと取って行くとピークを南側から巻くトラバースコースに分かれます
下6枚がピーク直登ルート。胸突き八丁急勾配を登ってピーク(名前不詳830m、上段左右)に登り、進行方向眼下木の間越しに唐沢峠を見下ろしながら急降下(中段左右)。最下段左右がゴール唐沢峠(標高805m)です。登山道との案内を無視して赤いリボンやペンキに沿って左へ左へと取って行くのが次のトラバースルートです、
この下8枚がピークを南側、海方面に巻いて展望を楽しみながら30m位の高低差を緩和する裏コース(これも地図・ガイドブックに載っていません、冒頭マップに青線で入れてあります)、先程の分岐から約10分で樹林帯(最上段左右、第2段左を抜け、第2段右の左側が開けた狭いトラバース道(第2段右)に出、左手の江の島・相模湾・房総方面の眺望を楽しみながら5分で唐沢峠に合流します。ここはこのルートの方が10分程度早く、楽で景色もよいのでお勧めです