東丹沢鐘ヶ嶽登山詳細ガイド

 

 信仰の山でもあり、七沢城を巡る古戦場の伝承もある東丹沢鐘ヶ嶽(561m)はこのサイトに見城と組み合わせたページ(リンク)でも紹介していますが、簡単に登れて楽しめるいい山なので、今回紅葉の季節にゆっくり楽しんできたところを詳しくご紹介します。
 上のマップのS地点広沢寺温泉入口バス停からスタートし、一周してまた戻ってくるコースです。下の写真上段左の大きな案内板に従って左手の坂道を登って行くと間もなく前方に目指す鐘ヶ嶽の雄姿が見えます(同右)、せんげん道という石柱のある鐘ヶ嶽バス停(マップ1地点:このバスは本数が少なくアテに出来ません)を過ぎたら右手に坂を下って行きます。スタートから10分足らずで中段右の参道階段前(マップ2地点)に出ます。下段左が案内板、同右が階段上の鳥居です

   
   
   

 鳥居を潜ってすぐ右手に2丁目の仏像(最上段左)、鹿よけのフェンスを抜けて(同中央)、以後9丁目までが仏像が上にある丁目石柱が、最上段右3丁目、第2段左から4,5,6丁目、第3段左から7,8,9丁目と続き、最下段左の10丁目(最下段左)からは仏像無しの石柱です。最下段中央が13丁目で左手にここの城主だった上杉定正公ご内室のお墓への分岐があります、さらに進むと15丁目で丁目石柱の左に勢至菩薩の石像があります(同右)。ここまでが鳥居から30分、山頂までのハーフウェイです

     
     
     
     

 次第に登りが急になってきます。約5分で下12枚の最上段左の18丁目、山頂まで0.7kmとの道標、さらに5分弱で同右の20丁目、この辺から景色が見えてきます(第2段左右)、第3段左の21丁目に来ると目の前が開け、22丁目展望スポットです(同右から第5段まで)、大きな岩が張り出し(第4段左)、少し道を外れると大山が見えます(第4段右)。さらに登ると「覗きの松2代目」とあります(最下段左右)

   
   
   
   
   
   

 展望スポットの名残を惜しみつつさらに25丁目(次の写真最上段左右)、26丁目(第2段左)と進むと苔むした石段(その写真の奥)が始まり、最も長い27丁目(第2段右)、まだある28丁目(第3段右、最下段左)と最後の胸突き八丁キツイ階段の登り10分を頑張って登ると最下段右の本殿前の鳥居です(ガイドブックによると石段は26丁目から360段以上あるそうです)

   
   
   
   

 その鳥居を潜り、最後の石段を登り切ると浅間神社(マップ3地点)です。下4段最上段左右が社殿、第2段左が解説版、同右が社殿右手奥の夫婦杉、最下段左右が社殿右手の展望スポットからの東側、東京・房総方面の眺望で第3段に石の案内プレートを入れておきました

   
   
 
   

 展望スポットで景色を楽しんだら、左手から山頂(下4枚上段左)へ、眺望がないので素通りして、上下段右のような尾根道を山の神峠へ向かいます。途中ところどころ下段左の様に眺望が開けます

   
   

 山頂から約20分で山の神峠(435m、マップ4地点、山頂から約130m下)です。下8枚、最上段左が山頂方向から、同右が逆に峠から振り返る、第2段左が東側方面、同右と最下段左が周囲の紅葉ですが、最上段左の写真中央やや右に写っている道標の奥に向けて新しく大山という案内が加わっていたので、少し入ってみたのが第3段、すぐ先に大山、見晴台Bという看板がヒノキの木に結んであり(第3段左)、その先に急な下りとさらに奥に急な登りの細道が見えました(同右)、今日は準備が無いので入り込むのはやめますが、いずれ研究して行ってみたいと思っています。最上段左の写真で左手(東側)からトンネルの南東側(広沢寺側、マップ6地点)に直接下るのが本来のルートですが、ザラザラの急な岩場が続き下りには怖いことを前回登って知っているので、右方向のらくらくルートで約10分林間の道を下り、トンネルの不動尻側(北西側)へ出(最下段右、マップ5地点)、例の照明の無いトンネル(リンク)を抜けて(マップ6地点)帰ります

   
   
   
   

 ここから先広沢寺温泉入口バス停までの川沿いの道はこのサイトで何度もご紹介している(リンク)ので、途中の季節の花と紅葉の写真だけ載せておきます

   
   

 約35分でマップ7地点の河鹿の沢バス停(下の写真左)、ここを左折して細い道を登って行くと、5,6分で朝分かれた鐘ヶ嶽バス停前に戻り(同右、同じアングルの写真が冒頭載せてありますが、午後なので光線の具合が違うのが判ります)、さらに数分でスタートの広沢寺温泉バス停へ戻ります。この日は多少探検をしたり、ゆっくり写真を撮ったりしながら歩いたので1周3時間かかりましたが、普通に歩けば2時間半で十分でしょう

   

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